こんにちは! インナービューティー研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。
エッグベネディクトにエッグスラット……お洒落で美味しい卵料理は次々とブームになりますよね。もうそろそろ卵ネタも尽きるのでは?と思っているそこのアナタ!お洒落な人たちが大注目し、アメリカやヨーロッパですっかり定番となった卵料理があるんです。その名も「シャクシュカ」。「知らない、何それ?!」と思った方に今回は、その「シャクシュカ」を御紹介したいと思います。
「シャクシュカ」とは?
「シャクシュカ」とはイスラエル料理のひとつで、北アフリカのチュニジアが発祥とされています。とはいってもイスラエル料理自体、日本で馴染みがないのでイメージしにくいですよね。「シャクシュカ」=「イスラエル版目玉焼き」だと言えばイメージしやすいかもしれません。
ベーシックな「シャクシュカ」はオリーブオイルで炒めたニンニク、タマネギ、トマトをナツメグなどのスパイスで味付けし、真ん中に半熟卵を落とせば出来上がり。パンを半熟卵やトマトソースに絡ませて食べるのがおススメです。
「シャクシュカ」の魅力って?
①なんといってもその手軽さ!
フライパンで10分もあれば料理が完成。そしてそのままテーブルに運んでパンを添えればOK。忙しい朝もこれならチャチャッと作れますね。料理が苦手な人でも切って焼くだけなので失敗知らず。
②アレンジ自在で栄養価が高い!
私たち日本人にも馴染みのあるトマトベースの料理なので、お好みの具材を足してアレンジしやすい。基本レシピにベーコンやソーセージなどのたんぱく源を加えれば、栄養バランスがより整い朝食にもピッタリ!
③隠し味となっているスパイスが食欲を刺激してくれる!
二日酔いの朝もスパイスが適度に胃腸を刺激してくれるので食欲アップ! 朝食は効率よく一日を過ごすために不可欠です。イマドキのお洒落で仕事ができる人は「朝食抜き」なんてありえない!? スパイスの力を借りて朝からしっかり美味しく食べて、毎日元気に過ごしたいですね。
では、簡単に作れる「シャクシュカ」のおすすめレシピをご紹介しましょう!
ベーコンとトマトのシャクシュカ
材料 1人分
- オリーブオイル 大さじ1/2
- にんにく ひとかけ
- タマネギ 1/4個
- トマト 1/2個
- カットトマト缶 約100g
- 赤パプリカ 1/4個
- 厚切りベーコン 約3cm分
- 卵 1個
- クミン ひとつまみ
- ナツメグ ひとつまみ
- カルダモン ひとつまみ
- 黒こしょう 少々
- お好みの食事パン 適宜
作り方
①にんにく、タマネギ、赤パプリカをみじん切りにする。トマトはざく切り、厚切りベーコンは約1cm角に切る。
②フライパンにオリーブオイルをひき、弱火でにんにくを焦がさないように炒める。香りが立ってきたらベーコンとタマネギを加え、中火で炒める。ベーコンから脂が出てタマネギが透明になってきたら、赤パプリカとトマト、スパイスを加えよく混ぜ炒める。
③フライパンの中央を空けてトマト缶約100gを入れ、真ん中を少しくぼませて卵を落とし入れる。卵に黒こしょうをまぶしたら弱火にし、蓋をして半熟になるまで約3分加熱する。
④半熟になれば完成!お好きな食事パンを添えて、フライパンごとテーブルにサーブしましょう。
スパイスの香りが広がる、美味しくて食べごたえのあるシャクシュカが出来あがりました!
美味しい作り方のコツ
- 卵は常温に戻しておく。
- ベーコンやソーセージを入れることで、旨みと食べごたえがアップ。
- エスニックな気分になれる隠し味のスパイスは、気持ち多めがおススメ。
新しい卵料理、「シャクシュカ」。スパイス料理に馴染みがない人もこれなら簡単にトライできますよ。栄養満点の卵と、美肌作りに効果的と言われるリコピンを豊富に含むトマトたっぷりの「シャクシュカ」。インナービューティー力アップにもおススメの卵料理です。スパイスが食欲を刺激してくれるので、二日酔いの彼や旦那様の朝食に作ってあげるのもいいですね!
ピザ用チーズ、キノコやかぼちゃなどの野菜を加えれば、おもてなしにもピッタリの華やかな一品に大変身。お好みの具材を足して、色々とアレンジを楽しんでみて下さいね。
インナービューティー研究家・フードコーディネーター
國塩亜矢子(くにしおあやこ)
1980年、神戸市出身。大学卒業後、広告企画営業職などを経験し、結婚後は食の世界へ転身。現在は「働く女性・頑張るママの元気とキレイを応援したい」「正しく楽しく食べてキレイ&健康に!」 という想いのもと、「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、 セミナー講師・メディアでのコラム執筆・レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。 また、フードコーディネーターとして、料理研究家のアシスタント業務、雑誌・販促物などの制作にも携わる。2014年3月出産。現在は1児の母として、離乳食レシピはもちろん 妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。
女子栄養大学認定・食生活指導士1級
日本野菜ソムリエ協会認定・べジフルビューティーアドバイザー、調味料ジュニアマイスター
ブログ:「旬食美人学~Let’s enjoy meals & beauty !~!」:http://ameblo.jp/ayablo-1220/
HP:「旬食美人学」:http://syunsyokubijingaku.jimdo.com/
(編集:フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)
Source: ぐるなび みんなのごはん
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