筋トレ民垂涎!「ブロッコリーと鶏胸肉」という“究極”の組み合わせを、マッチョと一緒に試食できるイベントに行ってみた

マッチョたちと管理栄養士の齋さん、株式会社DORAYAKI代表・塚本さん

筋肉自慢は何故「ブロッコリーと鶏肉」を食べているのかと、常々思っていた。最近よくみる「筋肉食堂」だってブロッコリー&鶏肉推しだし、なかやまきんに君だって、ブロッコリーと鶏肉ばかり食べている。鶏肉は、まあわかる。高タンパク低脂質ということで、コンビニだってサラダチキンだらけだ。ではブロッコリーは何なのか。レタスじゃダメなのか。

そう思っていたら、「ブロッコリーがなぜ筋肉にいいのか」を解説してくれるイベントがあるというので、早速行ってきた。デリバリー・テイクアウト専門店QBT(究極のブロッコリーと鶏胸肉)主催で、なんでも、ブロッコリーと鶏肉を極めすぎて、その2品だけで弁当を作ってしまったというマニアな社長の作品を、筋肉自慢たちとともに試食できるのだという。

 

まずは鶏胸肉から、専属管理栄養士の齋友理子さんが解説してくれた。

 

鶏胸肉は圧倒的「高タンパク・低脂質」

データ引用:カロリーSlism より

タンパク質は、牛肉、豚肉、鶏肉、卵などの食材から摂ることができるが、鶏胸肉はこれらの食材と比較しても、超優秀なタンパク源だ。それはなぜか。

100グラムあたりの栄養成分を比べてみよう。まず牛肉は、タンパク質およそ14.4グラム、脂質およそ32.9グラム。そして豚肉は、タンパク質およそ19.3グラム、脂質およそ19.2グラム。

このように、牛肉・豚肉からタンパク質を摂ろうとすると、脂質もたくさん摂ってしまうことになる。タンパク質と脂質のジレンマに陥ってしまうのだ。

これを一気に解決してくれるのが鶏胸肉。100グラムあたりの栄養成分で言うと、タンパク質およそ22.3グラム、脂質およそ1.5グラム。他の肉類と比べて、圧倒的に「高タンパク・低脂質」だ。タンパク源として、優秀すぎる食材なのである。

 

ブロッコリーに含まれてる「ケルセチン」がいろいろスゴい

ブロッコリーも、良いことづくめの食材だ。「野菜の王様」と呼ばれるほど、ビタミン・ミネラルのバランスに優れている。男性ホルモンのテストステロンも含まれており、筋トレ効果のアップも期待できる。そして、ポリフェノールの一種「ケルセチン」を摂取できるという。

「ケルセチン」、なかなか聞きなれない名前である。これは玉ねぎやブロッコリーに含まれるポリフェノールの一種で、さまざまな健康上の効果がある。例えば、肥満やメタボの予防・改善。生活習慣病予防・糖尿病の改善。動脈硬化の予防。花粉症などアレルギー体質の改善。認知機能改善等々だ。まとめておくと以下のようになる。

 

こだわり抜いた秘伝のレシピ

これらの食材を極めた『究極のブロッコリーと鶏胸肉』(QBT)。社長が調味料0.1g、調理時間1秒、加熱温度0.1度単位で細部までこだわり、美味しさを追求したという。

このQBTは、全国117の店舗でデリバリー・テイクアウトするか、オンラインストアでの注文が可能。レギューラーサイズ(300g)を店舗でテイクアウトした場合890円、デリバリーはUberEatsで1,290円。オンラインでは、鶏胸肉500g×2パック、ブロッコリー250g×2パックの計1.5kgのセット(4~5食分目安)で税込5,480円(送料無料)となっている(写真はオンライン商品)。

 

マッチョたちの試食タイム

さて試食タイム。筋肉自慢たちが一心不乱に食べる姿はなかなかシュールだ。ちなみに筋肉を鍛えたいとはいっても、ブロッコリーが苦手な人も多いらしい。Aさんは「正直ブロッコリーは青臭くて苦手です……」と苦笑いするが、「これなら大丈夫、むしろめちゃくちゃ美味しい」と太鼓判だ。

 

いざ実食!果たして……

筆者も食べてみる。なお、この日の弁当は実売のハーフサイズ。ハーフでタンパク質は24.5グラム、通常だとその倍入っているとのこと。

 

飽きないように多数のソースも用意されている。

 

「鶏胸肉とブロッコリーのための塩コショウ」「ぽん酢」「ヘルシー胡麻ドレッシング」「和風ステーキソース」「こく旨塩ドレッシング」「甘辛チリソース」「花椒香る四川風タレ」「チキンとポークのカレーソース」「メキシカン★サルサソース」「鶏胸肉が牛肉になるグレイビーソース」など10種類で、管理栄養士の齋さんによると、一番人気は「こく旨塩」。

実際に食べてみると、たしかに鶏肉はしっとり感が抜群だ。ブロッコリーは、通常の日本人がゆでる感じよりもやわらかく、口のなかでほろほろとくずれて美味しい。これは確かに、このレシピにたどり着くまで試行錯誤したんだろうな……と思わせられる一品だった。

これまで、正直筋肉をつけるには、パサパサの鶏肉と固いブロッコリーを無理やり体に流し込めるくらいストイックな人じゃないと無理なのかと思っていた。でも、やっぱりおいしくないと、続かない。それは筋肉自慢たちも同じことがわかり、なんだか安心して帰途に着いたのだった。

 

QBTについて詳しくはこちら

 

著者 【海月】

日なたは苦手だが、晴れた日に光が降り注ぐ部屋でゴロゴロするのは好き。寄り道好きな方向音痴。一晩寝たら筋肉質な体になっていないか夢見る日々。

Source: ぐるなび みんなのごはん
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