焼肉店では必ず人気メニューとして挙げられる「牛タン」。
ちょうどいい焼き加減の薄切り牛タンにさっぱりしたレモンが食欲をそそるタン塩や、専門の職人さんが手焼きした厚切り牛タンを麦ごはんでいただく、仙台発祥の牛タン焼きなど、食べ方はいろいろです。
さまざまなものが自宅で楽しめるようになりましたが、焼きたての牛タンはお店でしか味わえないもの。
そこで、銀座界隈で牛タンをランチでがっつり味わえる名店をライターの青山のりこがご紹介します。
焼肉会席 舌牛 銀座店
銀座四丁目交差点から晴海通りを有楽町方面へ、すずらん通りを入ってすぐという銀座の中心にあるのが、会席料理として焼肉をいただける「焼肉会席 舌牛 銀座店」です。
場所柄、接待や会食、記念日などの利用も多いという同店の店内は全席個室。ランチも優雅に個室で牛タンがいただけるのです！
こちらでいただくのは、お昼のセットメニュー「熟成牛タンと黒タンセット」（3,300円）。サラダ、ごはん、赤だしのお味噌汁、お漬物に仙台味噌、ソフトドリンク、シャーベットがつきます。
ソフトドリンクはコーラやウーロン茶など6種類の中から、「ピュアジュース（不知火）」をチョイス。柑橘のさっぱりしたジュースはキリっと冷えていて特別感しかない。そしてサラダは丁寧でキレイ。とにかく先に野菜を食べられるのがうれしい＆ショウガのドレッシングが美味しい。
そうこうしているうちに牛タン登場。牛タンは熟成牛タンとフレッシュな和牛上タンを、自分のタイミングで焼きながらいただくスタイル。
さっそく、輸入牛（来店時はアメリカ）のタンを店内で10日間熟成させているという熟成牛タンから。牛タンは熟成させるとタンに含まれる余分な水分が抜け、タンパク質がアミノ酸に変化し味わい深くなるのだとか。
よく火を通した熟成牛タンは歯ごたえがあって肉厚＆旨み爆発。
そして、和牛上タンはプリプリとした食感でフレッシュな味わい。
ランチは今日いただいた熟成牛タンと黒タンセットのほか、「和牛カルビ＆ロースセット」2,420円や「和牛上カルビ＆上ロースセット」3,300円、和牛と熟成牛タンが味わえる「ランチ御前 喜」3,850円など幅広く、またすべてのコースやセットにソフトドリンクとデザートが付きます。ランチタイムも席の予約が可能なので、銀座で優雅にランチはもちろん、記念日のディナーやビジネスや家族・親族との会食にもオススメです。
和牛カルビ＆ロースセットの詳細はこちら
和牛上カルビ＆上ロースセットの詳細はこちら
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※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください
YAKINIKU A FIVE 徳
銀座8丁目の博品館トイパークからほど近く、A5ランクの黒毛和牛がなんと食べ放題でいただけるコースも人気の焼肉店「YAKINIKU A FIVE 徳」。
GINZA TOKIDENビルの9階に位置する同店の店内は、ボックス席や窓際のカップルシート的な席など、席の間隔は保たれつつ開放的で明るい雰囲気。
そして、カップルシート的な席の前の大きな窓からはJRの線路が見下ろせるのですが、これがなんと電車ビュー！！ 電車好きの子ども（大人も）が来たらテンション爆上がり間違いなしです。
本日いただくのは、食べ放題のコースではなく、「上タン塩定食」1,540円。牛タンにネギ、サラダ、カクテキ、小鉢にわかめスープとごはんがセットになっています。
ちなみに上タン塩は食べ放題メニューの中でもかなりの人気メニューだそうです。
自分のペースで上タンを焼きながら、まずネギにレモンで味わって、ごはんに乗っけて味わって……牛タンの旨み、ほどよい脂の感じや噛み応え、焼き目のカリっとした食感を満喫。
そして、つい焼肉を前にするとがっついて肉を先に食べてしまって、あ！おかずがない……という失敗をちょくちょく繰り返す私にうれしかったのが小鉢。この日はカクテキと牛スジの煮込みでしたが、この牛スジの煮込みの“ごはんのおとも”感がハンパなく、これだけでごはん2膳は食べられそうな勢い。A5ランクの黒毛和牛の肉を処理したときに出たスジ肉の煮込みとのことで、小鉢の域を超えてました。
上タン塩は食べ放題のメニューにも入っているので、もっとがっつり食べたいという人は食べ放題がオススメです。A5ランクの黒毛和牛の特選カルビや内ハラミ、ミスジ、赤身、炙り寿司、デザートなどがラインアップする充実の食べ放題は、90分6,380円（飲み放題の場合は＋2,200円）、120分8,470円（飲み放題の場合は2,750円）のみ。時間が異なるだけでお肉の内容は同じ、そこに飲み放題の有無というシンプルさです。ディナータイムにグループでの飲み会的な利用でも明朗会計がうれしいところ。
90分6,380円コースの詳細はこちら
120分8,470円コースの詳細はこちら
食べ放題はランチタイムも同じ金額で実施しているので、その場合は予約＆来店時間を確認して訪れてください。
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三代目 文治 銀座本店
JR新橋駅から有楽町駅の間の、首都高高架沿いに飲食店が建ち並ぶコリドー街。「三代目 文治 銀座本店」はコリドー街のどちらかというと有楽町寄りに位置する、塩釜のおでんと仙台の牛たんのお店です。
夜のコリドー街とは違う顔、コリドー街でいただくランチも良いものです。
こちらでいただくのは厚切りの「極熟」仙台牛たん＆仙台牛たんの2種類が味わえる「牛たんミックスランチ」2,290円。牛たん焼きに南蛮味噌、お漬物、麦ごはんにテールスープが付きます。それに「とろろ」200円を追加しました。
牛たんはともに肉厚で、最適な焼き加減と塩加減。シャキシャキなネギがアクセントのテールスープ、青唐辛子が効いた南蛮味噌、サラダ的にいただける軽い塩加減のお漬物。全部がお互いに相性バツグンです。
山芋のとろろはさっぱり、そこに南蛮味噌を乗せて食べたりといろいろ味変しながら食べられるのも楽しい。
いただいた「牛たんミックスランチ」のほか、「仙台牛たんランチ 6枚」1,890円（平日は1,590円）や、子連れのお客様も多く訪れる休日は「牛たん＆塩釜おでんランチ」1,790円が人気だそうです。
ちなみに塩釜おでんとは、おでんの出汁にカキのエキスが加わった、カキの深い味わいが特徴のおでんのことで、都内でも提供しているお店は少ないんだとか。
店内はカウンター席やボックス席、半個室など居心地のいい設え。ディナータイムは仙台牛たんや塩釜おでんをはじめ、「絶品‼ ゆでたん」や「仔牛の牛たんしゃぶしゃぶ」、「たんすじ」など個性的なメニューがラインアップ。宮城県の地酒も充実しているので、夜メニューも味わい尽くしたい気持ちにさせられました。
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天空焼肉 星遊山
2003年、超高層オフィスビル「汐留シティセンター」の開業と同時に、同ビル41階にオープンした「天空焼肉 星遊山」。
星遊山へ行くには1階から専用のエレベーターで向かいます。
店内は“天空”というの名のとおり、席によって都心からのさまざまな眺望を楽しみながら焼肉をいただけるつくり。窓に面した長テーブルの席やテーブル席、半個室、個室など、それぞれ席の間隔が取られているので、プライベートも守られ居心地の良さもバツグンです。
厳選された素材のみを提供することで定評のある星遊山でいただくのは、1,980円の「牛タンセット」です。
まずサラダとスープから。この日のスープはしっかり煮込まれた野菜の甘さが感じられるコンソメスープ、シャキシャキしたレタスのサラダ。このスープもサラダもお替り自由というのがうれしいところ。
そして主役のタン登場。こちらは牛タンと熟成タンの2種類の牛タンが味わえる人気のセットです。こちらはネギダレまたはレモンでいただきます。
牛タン（左）は牛タンならではの歯ごたえや旨み、そして焼き目のクリスピーな感じが味わえる一品。そして、ドライエイジング（乾燥熟成）しているという熟成タン（右）は、余分な水分が抜け落ち、濃厚な旨味が凝縮されています。
レモンとネギダレの2種類の味で食べられるのもうれしいんですよ。
高層フロアで焼肉、というとお値段も高そう……と尻込みしてしまいがちですが、このお肉にお替り自由というサラダにスープにごはん、さらにデザートにコーヒーも、となると実はかなりお得なランチなのです。
しかもランチタイムなら1,280円からいただけるセットが用意されているので、職場が銀座や汐留周辺にあるなら、ちょっとした気分転換に。また、休日や平日に午後休を取得して優雅な“ソロ活”なら、松阪牛の極上焼肉セット2,980円～などもオススメ。2面がガラス張りの個室なら特別感が満喫できること間違いなしです。
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仙臺 牛たん 撰 利久 東急プラザ銀座店
銀座5丁目、数寄屋橋交差点の新たなランドマークとなって久しい「東急プラザ銀座」。こちらの10階にあるのが2016年、東急プラザ銀座と同時にオープンした「仙臺 牛たん 撰 利久 東急プラザ銀座店」です。
利久は 1988年（昭和63年）、宮城県仙台市泉区に「たんや利久」が誕生して以降、東北や北海道をはじめ、関東、関西、中部、中国、九州と幅広く店舗を構える歴史ある牛たん焼きの名店です。
こちらでいただくのは「特選牛たん定食（6切れ）」2,640円です。定食には厚切りの特製牛たん焼と自然薯、麦ごはん、生卵、テールスープが付きます。そして牛たん焼きにはお漬物と南蛮味噌、牛たんやもろみなどの味噌（「牛たん茶漬け」として店舗で販売）が添えられています。
東京に暮らしていると、薄切りの牛たんを自分で焼いて食べるのが当たり前ですが、仙台発祥の牛たんは炭火で焼かれて提供されるスタイル。
厚切りの牛たんはすべて専門の職人さんによる手切り。さらに、焼き専門の職人さんが炭火で焼いてくれる牛たんは、外側はカリっと、中はふっくらジューシー。ほんのり炭が香り、とってもやわらか。牛たんの歯ごたえのある部分から、タン元と呼ばれる最も脂がのった柔らかい部位までをバランスよく提供しているとのこと。味付けも“手ぶり”とのことでちょうどいい塩加減。
また、農家から仕入れ店舗ですっている自然薯は味噌の風味が効いていて、そのままでももちろん、卵の黄身が濃ゆい「マキシマムこいたまご」を合わせるとマイルドかつ濃厚な味わいに。
「仙臺 牛たん 撰 利久 東急プラザ銀座店」では、牛たん炭焼の美味しさを余すところなく味わえる定食のほか、「贅沢牛たんシチューセット」2,310円や、低温調理した牛たんを握り寿司にした「牛たん握り（４貫）」1,540円、数量限定の「牛ハラミカットステーキ丼と特選牛たん焼定食」2,310円なども人気とのこと。ランチタイムもディナータイムも変わらず同じメニューを注文できるのも魅力です。
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銀座周辺での牛タンランチに間違いないお店5軒を食べ歩いてみました。皆さんの良い牛タンライフの参考になれば嬉しいです！
Source: ぐるなび みんなのごはん
銀座周辺で牛タンランチならここ！オススメのお店5軒を食べ歩いてきた
